
『昔の指輪』と一言で片付けられないほど、キャンディーのようにカラフルで思わず手にとって見たくなるこの指輪は、
長い間、デッドストックとして保管されていた昭和初期に販売されていたジュエリーです。
映画への衣装協力をきっかけに、この指輪が作られた時代背景、当時の職人さんの技術やデザイン性などを
見直してみたいと思うようになりました。
この指輪が作られていた昭和20年~30年代、ジュエリーは輸入品として大変高価でまだ大衆的なものではありませんでした。
憧れのジュエリーをたくさんの女性が楽しめるようにと、かんざしなどの日本の装飾品を加工していた
飾り職人たちの手によって作られたのがこの和製のジュエリー『昭和のジュエリー』です。
手作りならではの繊細で貴重な技術を今後少しづつご紹介していけたら、と思っています。